Webデザイナーで年収1000万は可能?気になる年収事情について回答します。

年収1000万というのはある種の区切りであり、憧れでもありますよね。

とも

私もゆくゆくは年収1000万を達成するのを目標に、頑張っています!

ただ、年収1000万というのは外資系企業や大手商社、証券マンであれば達成も現実的ですが、業種や会社によっては、いくら上の立場になっても1000万に届かないという場合も残念ながら存在する。

では、Webデザイナーはどちらなんでしょうか?
頑張れば年収1000万は可能?不可能?

当記事ではこの点について詳しく解説していきます。

実際に私が現役でWebデザイナーとして働いている現状や、業界の仕組みなどをもとに説明して行きますね。

目次

Webデザイナーで年収1000万は可能?

Webデザイナーで年収1000万は可能?

結論から言うと、可能です。

ただ、企業に雇用されている立場だと、Webデザイナーという業種で年収1000万円に到達するのはかなり至難の技でしょう。

会社員だと、どうしても会社の利益確保や事務の方の給料分などがあるので、純粋に売り上げた分が給料に直結しません。
なので会社員で年収1000万は難しいんですよね。

では、一体どんな人がWebデザイナーで年収1000万を達成しているのか。

答えは、フリーランスか、副業をしている方です。

フリーランスの場合だと、売り上げた分がそのまま年収に直結するので年収は上がりやすい。
(ただ、税金や社会保険などがあるので実際の手取りはそんな多くない計算になります)

副業をしている方も、年収1000万は十分に可能。
Webデザイナーはスキルが身につく仕事なので、そのスキルを生かして個人でも仕事ができます。
そのため副業をする余裕がある人は、年収をガンガン伸ばすことができますよ。

実際、一般的なWebデザイナーの平均年収は?

実際、一般的なWebデザイナーの平均年収は?

Webデザイナーの一般的な平均年収は、正直低いです!

dodaさんのエージェントサービスに登録した20歳から65歳までの人の平均年収データを集計した結果によると、2020年12月時点でWebデザイナーの平均年収は363万円。

一方、全職種の平均年収は409万円です。
(参考:doda

とも

全職種と比べると、40万くらい低い。

未経験や新卒は年収300万も満たないケースが多く、フリーランスで案件が全然受注ない方は年収100万という方も実際にいるので、Webデザイナーになりたての方や、独立してもスキルや人脈がない方は年収が低いです。

実際の私の収入を公開【30歳Webデザイナー歴4年(2021年時点)】

一例として、実際の私の収入をざっくり公開!

4年目のインハウスWebデザイナーなのですが、年収は約420万円です。

とも

会社のメイン事業が比較的給料高めの業種なので、それに釣られて社内デザイナーの給料も高めにしてもらっています。ありがたい。

また、週3くらいで適度に副業もしており、今年の副業収入は大体300万くらいになると予想。
ということで、ざっくり年収700万になります。

また4年目なのでこれから昇給してもらえるよう本業を頑張ったり、副業をする時間をさらに増やしたり仕組み化ができれば年収1000万も決して無理ではないと感じております。

ただ、本業で1000万を超えるのは絶対無理だと感じているので、やはり副業か独立してフリーランスになるのがポイントだと思いました。

Webデザイナーで年収1000万円になる可能性を上げる方法

Webデザイナーで年収1000万円になる可能性を上げる方法

ここからは、Webデザイナーでも年収1000万になる可能性を上げる方法を5つ紹介します。

  • 副業する
  • フリーランスになる
  • 自分に付加価値をつける
  • 仕組み化・組織化して稼ぐ
  • 安い案件・割に合わない案件は断る

副業する

Webデザイナーはデザインを作るスキルや、人によってはコーディング、WordPress構築ができると副業でお金を稼ぐことができます。

とも

副業で自分でお金を稼ぐことができるというのは、実はすごいこと!
私が営業マン時代だった頃は副業ができるなんて考えもしなかったです。能力がないから無理だと思ってました。

ちなみに、Webデザイナーが副業をすると、経験値が貯まり実力やスキルが身につくので、結果として本業の方でも経験が役に立ち年収アップが見込めます。相乗効果!

案件の獲得の仕方は、一番良いのは知り合いや関わりのある人から直接依頼されるのがベストです。
その方が中間業者がいないので、連絡もスムーズで中間マージンも発生しない。

SNSで発信をして、そこから依頼者を獲得するのもおすすめです。
ただ、中には料金支払いを遅延したり対応がずさんな人もいるので少し注意。

自分で依頼してくれるクライアントを見つけれない方は、有名どころのランサーズクラウドソーシングなどのサービスを利用してクライアントを探すと良いですよ。

フリーランスになる

フリーランスになれば、企業に所属しないので売上がダイレクトで年収に直結してきます。
なので、工夫したり頑張れば頑張った分だけ年収をあげることが可能。

一方で、月収が確保されない働き方なので、思うように売上を伸ばせない方であれば生活も厳しくなってしまうのがフリーランス。

とも

まずはどこかの企業に属し、スキルと経験をしっかり培った上で、ある程度の収入の目処が立ってからの独立をおすすめします。

いきなり未経験でフリーランスは正直おすすめしません。
なぜなら、教えてもらう立場がいない状態のため、プロや経験豊富な人からのフィードバックもなくレベルの低いデザイナーのままになってしまうからです。

未熟なままだと、いつまでも低単価でしか受注できなかったり、クライアントからも選ばれなくなります。
さらに言えば人脈もない状態。

収入確保がどんどん厳しくなってしまうので、気をつけてください!

自分に付加価値をつける

企業に属して年収を上げる場合でも、副業でも、フリーランスでも、自分に付加価値があると得られるリターンは多くなります。

例えば、Webデザインしかできない人であればデザインでしか稼ぐことができません。
しかし、SEOの知識がありコーディングができる人であれば、Webサイトを一括で作りたい案件もこなせるし、SEOコンサルの仕事もできるようになります。

現に私もデザインだけでなくコーディングやWordPress構築・カスタマイズ、サーバー関連の知識、ライティングの実績があったので、副業で稼ぐことができています。

ということで、収入を上げたいのであれば是非Webデザインに関連するスキルを身につけましょう。

おすすめのスキルはこちらです↓

  • SEO対策の知識
  • WordPress構築
  • WordPressカスタマイズ(自作テーマが作れるとなお良し)
  • ライティングスキル
  • UX/UI設計
  • JavaScriptやphp
  • ディレクションの能力

仕組み化・組織化して稼ぐ

仕事内容にもよりますが、やり方を工夫せず作業時間=売上という働き方だと、なかなか収入を上げるのも大変です。

なので、ある程度力がついてきたと思う方は仕組み化と組織化をして収益を伸ばすのをおすすめします。

例えば、Webサイトであればテンプレートを作成し作業時間を減らす仕組み化をすると、効率化ができます。
他には営業と制作に分業すると、一つにリソースを割けばよく集中できるし得意分野に専念できるので、組織化することでより売上を伸ばす可能性が高まる。

特に副業をする場合だと、本業もありなかなか時間が確保できないので、仕組み化を考えるのはとても大事。

いかに効率化できるかを考えたり、少ない労力で収益を上げることができるかを考えましょう。

割に合わない案件は断る

低単価で作業量が多い案件、注文があまりにも多く割に合わない案件などは、思い切って断りましょう。

その案件をこなすことで費やす時間が1週間だとしたら、断ってより条件の良い案件を1週間対応したほうが確実にメリットがあります。

ただ、依頼される数が少なかったり売上が低いうちは「少しでも売上があったほうがマシ」となり断れないこともあるかと思います。

この気持ち、すごいわかる。
ただ、そんな状態のときこそ断って営業を頑張り他の案件探しをしたほうが良いです。

割に合わない案件はリピートしてもらっても次がまた大変。
そもそも真っ当なクライアントであれば、正式な料金の理由を伝えれば納得していただけ、割に合わない状態から修正してくれたり了承してくれます。

それをしてくれないクライアントは、付き合っていても自分が疲弊するだけなので、切ってしまい新たなクライアントを探したほうが絶対に良い。

とも

割に合わない案件に付き合い続けるのは、自分で自分の首を締め続けるのど同義です。

まとめ:Webデザイナーは自分の力と工夫で年収を上げていこう

まとめ:Webデザイナーは自分の力と工夫で年収を上げていこう

Webデザイナーが年収1000万に到達するには会社員では難しく、副業や独立すれば可能。

副業や独立し稼いでいくためには、どうしてもWebデザイナーとしてのスキルがありきになってしまうので、なるべくならいろんな経験をさせてくれたりスキルを伸ばせる機会をもらえる企業で何年か在籍し経験を積むことをおすすめします。

また、Webデザイナーという業種で1000万の年収になるには、がむしゃらに頑張るだけでなく、効率的に稼ぐ工夫もしなければなかなか難しい。

ということで、自分用のWebサイトのテンプレートをいくつか用意しさっと作れるよう仕組み化したり、誰かとチームを組んで組織化して稼いだりするのをおすすめします。

とも

今だとブログやSNSで副業として収益化をするのも全然ありだと思います。

ブログはSEOスキルやライティングスキルがつきますし、SNSは企業でも運営しているところが多いので、コンサルできるスキルがついたりするので。

Webデザイナーは色々な方面から稼ぐことができる職業なので、年収をあげたい方は自分の興味のあることに挑戦してみましょう。

Webデザイナーになりたいと思った方へ

当記事を見て、Webデザイナーという職業に可能性を感じ、Webデザイナーになりたいと興味を持たれた方へ。

興味があるなら是非Webデザイナーを目指してみて欲しいです。
私はWebデザイナーになる前はただの営業マンであり、仕事に対して興味がなく楽しさもまったく感じていなかったのですが、Webデザインに興味をもちこの仕事についたことで、毎日楽しく仕事をするようになりました。

とも

興味のある仕事をすると、出社するの嫌だなぁ…とか思わなくなり、逆に仕事が楽しくなるので精神面的にも良いですよ。

金銭面もWebデザイナーは副業で稼ぎやすい職業なので、意欲的であればあるほど稼ぎやすく、副業難易度も割とイージー。

ということで、Webデザイナーになりたいと思っているなら、悩む気持ちもわかりますが、過去の私のように是非思い切って行動してみて欲しいです。

ちなみに、Webデザイナーになりたいと思ったらまず勉強し最低限のスキルをつけるところから始まるのですが、勉強方法は「独学」「職業訓練校」「オンラインスクール」の3つ。

ただこの中でも勉強法はどれでも良いというわけではありません。

WebデザイナーはWebデザイン以外にもHTML/CSSやPhotoshopなどのツールの使い方、デザインの原理原則など学ぶことが多く、独学で学ぶとなると膨大な時間がかかったり、間違った内容で覚えてしまう可能性が非常に高い。

また、職業訓練校で学べる内容についてはとても現場で使えるスキルではないので、ちゃんとした制作会社に採用される見込みも低いです。

とも

実際に採用担当をしたときに職業訓練校からの応募者がとても多かったのですが、学習期間に対して身についているスキルがとても低いパターンが多く、採用が難しい方がほとんどでした。

なので、身につくスキルや就活のことを考えるなら、オンラインスクールを利用した学習がおすすめです。

オンラインスクールは質の高い講師や現役のデザイナーから教わるので効率よく学習できたり、質問や就職サポートがあるので、独学や職業訓練校で学ぶよりも確実に、圧倒的に力がつきます。

オンラインスクールはたくさんあるのでどれを選べば良いのか悩むのが難点。
ということで、就職サポートがあり、利用者も多くて評判も良く、学べる内容の質も高く、無料体験などがあるスクールを下の記事でまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。

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