2008年5月から一年間をかけてリリースされた A Cafe Chic Records シリーズ。
その全ての楽曲に新曲をプラスして、 FIND へ繋がるアルバム「ACCR」として完結する。
- 01. opening
- ― 00:21
- original : none
- 02. with cream
- ― 04:26
- original : 上海紅茶館 ~ Chinese Tea
- 03. As it comes
- ― 02:26
- original : 明治十七年の上海アリス
- 04. skr
- ― 04:16
- original : 亡き王女の為のセプテット
- 05. to next code
- ― 04:09
- original : 亡き王女の為のセプテット
日が昇る前に催される、朝の始まり。
咲夜は紅茶を入れる。
レミリアは白い木漏れ日に目を細めながら、茶葉が開ききるまでの時間<過程と結果>を楽しむ。
「たまには外に出たいのよ」
葉たちがゆらゆら踊るたびに、あんなに透明だった水をだんだんと自分と同じ土色に染めていく、一日の始まり。
―――在りし日の始まり。
/
レミリアは朝方の生き方をしない。
生来の在り方がまず朝を好むような“生物”ではないからだ。
「どのようなお心積もりで?」
「気まぐれに過ぎないわ」
咲夜の過ぎた冗談も、レミリアは軽く一蹴するように微笑をかたどる。
/
咲夜が流れるような動作でティーポットを操る。
緩やかに注がれる―――イングリッシュ・ブレックファスト。
テーブルにこすれる、陶磁器の音。
「気持ちがいい味よ」
咲夜は静かに一礼をする。
白い太陽は見えない。
灰色の空を、彩る紅魔の館の朝の時間をはじめよう。
- 06. morning star
- ― 05:31
- original : U.N.オーエンは彼女なのか?
- 07. the mist>>clearing away
- ― 04:09
- original : フラワリングナイト
- 08. be lost in the mists of time
- ― 05:10
- original : メイドと血の懐中時計
- 09. post and rail [B'lunch Mix]
- ― 03:26
- original : U.N.オーエンは彼女なのか?
:white-alarmとは
危険を知らせるアラーム。白い霧に包まれる世界は、きっと止まっている。
:その時間帯のある話。
レミリアが退屈そうに呟く―――雨が止むそうよ。
傅く者、咲夜にはそれだけで十分だった。カフェの準備を始める。
テーブル卓には、陶磁器が並べられ、次は紅茶の葉に悩む。
香ばしい匂いにつられるように、紅美鈴がふらふらとテーブルへ吸い寄せられる。
メイド長は不届き者のつまみ食いを許さない。
世界が止まり、白に包まれる。
現実の世界にして一瞬の間があった。
結果としては、紅美鈴の額にナイフが突き刺さり、のたうち転げまわることとなった。
:フランは暇だった。つまり暴れたかったのである。
ゆえに、パチュリーをその暇つぶしの標的とした。
パチュリーはフランの粘着質な嫌がらせに、なるべく穏便にあしらった。
暴れられたら面倒だからである。その態度が気に入らなかったのか、フランはパチュリーが秘密に常日頃持ち歩いている日記帳を奪うことにした。
顔を紅くしてフランを追いかけるパチュリー。
だが、こんな事態に限って喘息の発作が起こるのであった。
<世界は白に包まれる>
<世界から白は霧散した>
ふらふらになりながらもようやくフランの元へたどり着く。フランは何故か足を止めていた。
フランの目には、クッキーが映し出されていた。
彼女の頭はもはやそれだけになっていたのである。
呟くように、ただ単に誘うように。
「パチェ、お茶しようよ」
- 10. another day, after tomorrow
- ― 08:59
- original : 亡き王女の為のセプテット / U.N.オーエンは彼女なのか?
- 11. from AfterDark
- ― 04:26
- original : ラクトガール ~ 少女密室
- 12. Unlimited Roots / Walking Simmer
- ― 09:24
- original : ラクトガール ~ 少女密室
時計の針が遡る。
フランドールがテーブルを引っくり返し、紅茶とカップと陶磁器そしてクッキーが空中に投げ出される3時間前。
パチュリーの喘息の発作がひどくなる2時間前。
紅美鈴の額にナイフが突き刺さり、のたうち転げまわる1時間前。
すべてが必然的に―――[After\Dark(夕夜のために)]
- 13. table game -card
- ― 03:45
- original : 上海紅茶館 ~ Chinese Tea
- 14. Another Days [Cambric Mix]
- ― 05:47
- original : 春色小径 ~ Colorful Path
- 15. post and rail [Dooard Mix]
- ― 04:19
- original : U.N.オーエンは彼女なのか?
- 16. end of day
- ― 01:46
- original : 上海紅茶館 ~ Chinese Tea
from #01 to "end of day"
日の終わり。
館の住人たちは、暮れなずむ空を背景に今日何度目かのティータイムをそれぞれ楽しむのだ。
目を閉じるたびに、日がだんだんと落ちていく。
特筆することはない。
目に立ったことはない。
日常の姿を、今日もゆっくり終っていく。
ゆえに、今日という<最良の日>を覚えておこう。
その写真は、いずれ埃が被るとしても。
すぐ見つけられるように。

- Title *
- ACCR a perfect day
- Event *
- 2009/12/30 C77 東へ-12b Attrielectrock
- Price(event) *
- ¥1000
- Price(shop) *
- ¥1200 +tax

- Arrange *
- koreito urue
- Design *
- sekka
- illustration *
- 羽瀬ななせ (AXEL7)
- Produce *
- koreito urue, sekka
- Compose *
- ZUN (上海アリス幻樂団)