Story

音の羅列を拾い上げて、それを手のひらに並べてみたら
―――レミリアは悪魔のような笑みを浮かべるのだ


ティーカップに口付けし、ゆっくりとした動作でテーブルへ戻すと、レミリアはただ淡々と呟く。
「紅茶ばかりも飽きたわ。咲夜」
「そうですか、では」
のぞく表情は、実に従者らしいものだった。
そして瀟洒の笑みで返すのだ。
「時には、静寂に耳をすませるのも御一興かと」

どうやらどこかで空気が鳴っている。

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